韓米の金利逆転の可能性…韓国銀行、資本流出しないか鋭意注視(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.13 10:49
韓国銀行が金利引き上げを考慮するまた別の理由は、家計負債増加と不動産価格不安だ。すでに家計負債は3月末現在で1287兆ウォンに達する。1-3月期だけで16兆8000億ウォン増えた。可処分所得比の家計負債比率はすでに153%を超えた。
借金が増えた主要因は不動産関連の貸付のためだ。最近不動産市場はソウル・江南(カンナム)地域を中心に過熱現象を見せている。5月のソウルのマンション価格上昇率は前月比0.45%に達する。上昇幅は3月が0.17%、4月が0.28%と拡大する傾向だ。ソウルのマンション取引量も5月は1万411件に達した。3月の6676件、4月の7802件に比べ過熱信号は明確だ。