サムスン電子、1-3月期の営業利益6兆6758億ウォン…前年比11.65%増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.28 10:48
サムスン電子が28日、今年1-3月期の売上高を49兆7822億ウォン(約4兆8500億円)、営業利益を6兆6758億ウォン(約6500億円)と公示した。前年同期比で売上高は5.65%増、営業利益は11.65%増となった。7日に公示した暫定実績とほぼ同じ数値だ。
サムスン電子は「1-3月期の実績好調はギャラクシーS7の早期発売による効果に加え、14ナノメートル(nm)システム半導体とプレミアム家電の販売量増加が重なった結果」と説明した。続いて「韓国ウォンがドル・ユーロなど主要通貨に対して値下がりし、部品事業を中心に前期比で約4000億ウォンの為替差益が生じた」と述べた。
特に、しばらく不振が続いていたIT・モバイル(IM)部門が4兆ウォン近い営業利益(3兆8900億ウォン)を出した。前年同期(2兆2300億ウォン)に比べて約1兆6000億ウォンほど多い。サムスン電子は「ギャラクシーS7が発売20余日で販売1000万台を超え、特に中国市場で人気があった」と明らかにした。