<インタビュー>「歴史否定する日本、その出発は戦後が米国の強要という考え」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.25 10:49
韓国と日本の関係が最悪だ。隣国としてともに未来に向かって進んでいくのも忙しい歩みを過去史が足を引っ張っている。過ぎ去った歴史を直視できない日本のトラウマはどこから始まったのか、韓日両国が、ひいては韓日中3カ国が未来に向けた発展的パートナーになるためにはどのように傷を治癒しなければならないだろうか。日本人に向けたヒーリングの文を長く書き続けてきた在日政治学者の姜尚中(カン・サンジュン)教授に会い対話を交わした。
宋:初めて会いますが私には昔からの友達のようになじんでいます。先生の作品にたくさん接して社会学者であり作家としての気質を感じたので。文学が好きだったのですか?
姜:トーマス・マンのようなドイツ作家が好きでした。日本の作家は夏目漱石、在日韓国人作家は金石範(キム・ソクボム)、金達寿(キム・ダルス)、李恢成(イ・フェソン)。李恢成は私の先輩で、李光洙(イ・グァンス)も好きです。