【時論】「医療韓流」の扉を開ける病院輸出(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.23 15:26
現在、世界保健医療産業市場の規模は何と8000兆ウォンに達すると推測されている。だが、そのうち韓国が占める比率は1%をやっと超える程度だ。その上、国内に限定されている。だが、これからは話が変わる。市場が急速に広がっている「ブルーオーシャン」だからだ。医薬品や医療機器など目に見える商品の輸出は、かなり前から先進国が独占してきた。しかし多様な形態の病院輸出は、彼らも特に試みていないか成功していない新しい領域だ。
病院輸出は、設計や建築、医療人材の派遣、電算システムの構築と運営、現地医療関係者の教育訓練、健康保険体系、診断および治療装備、経営管理技法など数多くの有形・無形商品の輸出まで全て含まれている概念だ。一流の技術を持つ国家というイメージを通じて得られる付加的な所得は別だ。