【時論】「医療韓流」の扉を開ける病院輸出(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.23 15:26
大韓民国は輸出で生きている国だ。輸出1億ドルを初めて達成した1964年、私たちが最も多く売っていたものは石炭と鉄鉱石だった。女性たちの髪の毛で作ったかつらも売った。80年代には履き物や衣類を売って外貨を稼ぎ、90年代には低価格の電子製品と半導体を輸出した。現在は携帯電話・自動車のような高付加価値の韓国製品が世界を駆け回っている。激しい競争と変化する時代の状況の中で素早く新しい主力商品を絶えず開発してきたからこそ可能だった。ところで今後もこのような全盛期が続くだろうか?
韓国企業と政府が深刻に悩んでいるのが、いわゆる次世代の成長動力だ。ソウル大学病院が中東に「病院を輸出した」という最近のニュースはそうした点で非常に喜ばしい。これまでとは全く違う次元の「新商品」であるためだ。