人の少ない麗水万博、待たずに見られるのはいいけれど…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.15 08:59
14日午前9時、全羅南道麗水市鳳山洞(チョンラナムド・ヨスシ・ポンサンドン)のあるモーテル。カウンター横に貼り付けたばかりのA4用紙があった。「一般室6万ウォン。 特室8万ウォン」。前日より3万ウォンずつ低い料金だった。事業主は「押し寄せたお客が昨日から急に途切れとりあえず価格を低くした。6万ウォンでもお客が入らなければ5万ウォンでも部屋を与えなければならない」と話した。
麗水万博の滑り出しが不振に陥ったことで地域商人は泣き顔だ。当初激しいことが予想した「万博特需」という言葉は影も形もないためだ。会場近くの徳忠洞(トクチュンドン)一帯の宿泊業者と食堂を除くと市内のどこも観光客の足は途絶えた。開幕3日目の14日現在の累積観覧客数は8万3063人。当初麗水万博組織委員会が目標にしていた40万人の5分の1水準だ。