【社説】新年の希望の代わりに非常灯から点灯した韓国経済
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.14 11:47
新年経済の出発が不安だ。低迷した内需の代わりに韓国経済を支えてきた輸出に年初から異常信号が現れている。韓国開発研究院(KDI)はきのう発表した経済動向資料で、「最近の韓国経済は内需不振が続き輸出も萎縮するなど景気鈍化傾向が続いている」と診断した。先月のKDIの経済動向資料と比較すると輸出は「増加傾向は緩慢」から「萎縮」に、景気は「漸進的鈍化」から「鈍化傾向持続」に変わった。
実際に昨年12月の輸出は前年同月に比べ1.2%減り減少傾向に転換した。今月に入ってから流れがさらに悪くなった。関税庁の集計によると今月10日までの輸出は前年同月比7.5%急減した。主力産業のうち孤軍奮闘していた半導体輸出が27.2%も減ったのが大きかった。内需が冷え込む中で輸出まで萎縮するなら韓国経済は出口がなくなる。