世界の人が共感する味でキムチをグローバル化(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.11 16:42
1月28日晩、スイス・ダボスのシュバイツァーホフホテル。 ダボスフォーラムに出席した各国の首脳をはじめ、国内外の800人余りを招待して開かれた「韓国の夜」行事のテーブルには、国内でも珍しい「皇帝キムチ」が登場した。 一般のキムチとは違い、漬けずに昆布・梨・松の実を入れ、一口で食べられるサイズのキムチだった。 これを味見した外国人はみんな親指を立てながら「ワンダフル」を連発した。 韓国的な材料と発酵食品という特性は守ったが、辛さという固定観念を捨てた。 外国人が食べやすい食品になったのだ。
韓食を代表するキムチのグローバル化作業が進んでいる。 伝統を守りながらも世界の人たちに共通する味を見つけるのは容易でない。このため民間企業と政府が力を合わせて解決方法を探している。 10日に京畿道盆唐(キョンギド・プンダン)の韓国食品院で開所式を開いた「世界キムチ研究所」は、キムチのグローバル化事業を陣頭指揮する役割をする予定だ。