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【コラム】これでは中露に東海道を奪われる=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.31 09:17
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中国の政策方向は明らかだが、いつもそのように現実は簡単にはいかない。何が問題なのかは中露間の国境を陸路で渡ってみると、すぐにあらわれた。琿春からロシアの沿海洲ザルビノ港までは63キロ。安重根(アン・ジュングン)義士が11人の同志とともに左手の薬指の端を切って抗日闘争を誓った断指同盟の現場も、まさにここだ。

琿春を離れて40分で中露間の国境に到達すると、かなり立派なグレーの3階建ての建物が目に映る。中国側の国境の建物だ。韓中露の3カ国語で「出国通路」と書かれたこの建物を通過してロシア側に渡るのは、20~30分あれば充分だった。「かなり順調だ」だという印象もつかの間、ロシア側へ渡ると話は完全に違っていた。

 
ロシア側は出入国の建物からあちこち塗料がはがれて保守もまともにされていない、みすぼらしい印象だった。入国審査台にパスポートを差し出すと、どういうわけか1人あたり15分以上かかる。20人余りの一行が入国・通関審査を終えるのにかかった時間は1時間半。こうした非効率が消えなければ韓中露の3カ国をつなぐ円滑な物流システムは容易ではないようだった。

それでも中国とロシアはこの地域の物流開発に尽力している。中国は2009年「豆満江地域の協力開発計画要綱」を発表していわゆる「長林図(長春・吉林・図們)」地域開発に専念している。ロシアも極東地域開発のプランに豆満江流域を含めた。シベリア横断鉄道(TSR)に羅津~ハサン間の路線を結びつけた後、窮極的には韓半島まで進出するという布石も推進中だ。両国ともに豆満江の河口物流開発に全力投球する姿勢だ。

韓国産製品が江原道(カンウォンド)を出発して羅津またはザルビノを経てシベリア横断列車に乗って東欧に行くことになれば、今の海上運送よりもはるかに有利だと調査されている。運送費自体は大差ないが、時間が半分に減って在庫コストなどがぐんと減る理由だ。今は北方へ向かう東海の道が冷や飯を食っている境遇だ。遅かれ早かれ話が変わることは間違いない。

朴槿恵(パク・クネ)大統領が「ユーラシアイニシアチブ」を発表したのが1年前だ。しかし顕著な動きはほとんど感じられない。2010年の韓国哨戒艦「天安(チョナン)」艦事件以後、対北朝鮮の民間交流を原則的に封じ込めた5・24措置が鎖として作用するようだ。こうした中、29日にロシアが北朝鮮鉄道現代化事業に参加して何と250億ドル(約26兆1850億ウォン)を投じるという便りだ。話だけは賑やかだが、何をしているのか。こういうことでは東海物流の主導権を中国とロシアにそっくり奪われてしまう状況だ。無関心な歳月は、人を待ってはくれない。

ナム・ジョンホ国際専任記者


【コラム】これでは中露に東海道を奪われる=韓国(1)

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