<外国人が惚れた韓国>野球マニア米国人「釜山社稷球場は最高」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.06 16:34
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ロッテが勝った日、私は永遠の愛、フィアンセを手にした。
11年前に韓国に初めて来たとき、どこかの惑星に不時着した宇宙人になったような気持ちだった。 それを証明する身分証明証もある。 韓国政府が発行する「外国人登録証」(Certificate of Alien Registration)ficateofAlienRegistration)のAlienは、「外国人」のほかに「外界人」という意味もあるからだ。
適応が難しい文化の衝撃が津波のように押し寄せることもあった。 その半面、「なぜ米国ではそれが思いつかなかったのだろうか」という新鮮な経験も多かった。 韓国人の友人と同じ器に入ったスープを一緒に食べた日がそうだった。 潔癖症の友人もスープにどっぷりスプーンを入れて、おいしそうにすくって食べる。 私もすぐにスプーンを入れて一緒に食べた。 その日、私は以前よりはるかに友達と親しくなったような気がした。
私にとって韓国は釜山だ。 長いあいだ釜山に暮らしている。絶対に忘れられない場所があるとすれば、それは社稷(サジク)球場だ。 多くの男性がそうであるように、私も野球マニアだ。 しかし社稷球場での野球はただの野球ではない。 私は、野球のルールも知らずに野球場をわが家のように出入りする人たちに社稷球場で会った。