与党「開かれたウリ党」(ウリ党)が地方選を6日後に控えた25日、議員・党役員の非常総会を開き「地方選で野党の独走を防いでほしい」という国民向け声明を採択した。
野党ハンナラ党が、同党・朴槿恵(パク・クンヘ)代表への襲撃事件以降、さらに支持率を伸ばし圧勝の勢いとなっている状況で、与党が選挙運動を一時中断してまで非常総会を開き、国民向け声明を発表することによって、今後の展開が注目されている。ウリ党・鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長は、冒頭の発言で「ウリ党は立党以来最大の危機に直面した」とし「このままだとソウルから済州(チェジュ)までハンナラ党が圧勝する見込み。巨大な野党が全国を制する局面が到来しつつある」と述べた。