韓国仁川で釣り船転覆、13人死亡2人不明

韓国仁川で釣り船転覆、13人死亡2人不明

2017年12月04日07時58分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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クレーン船が3日午後、仁川市霊興島付近の海上で釣り船「ソンチャン1号」(9.77トン)を引き揚げている。「ソンチャン1号」はこの日午前6時9分ごろ、霊興大橋南西1マイル(1.6キロ)の海上で給油船「ミョンジン15号」(336トン)と衝突して転覆した。この事故で釣り船に乗っていた22人のうち13人が死亡、船長オさんを含む2人が行方不明になった。救助された7人は病院で治療を受けている。
  仁川市(インチョンシ)霊興島(ヨンフンド)付近の海上で22人(乗客20人、船員2人)が乗った釣り船が給油船と衝突する事故が発生し、13人が死亡、2人が行方不明になった。釣り船の事故による人命被害では、2015年9月6日に済州(チェジュ)湫子島(チュジャド)付近の海上で発生した「トルゴレ号」事故(15人死亡、3人不明)以来最多。

  3日の仁川海洋警察署によると、この日午前6時9分ごろ、仁川市甕津郡ジンドゥ港の南西1マイル(1.6キロ)海上で釣り船「ソンチャン1号」(9.77トン)が給油船「ミョンジン15号」(336トン)と衝突して転覆した。

  この事故で「ソンチャン1号」に乗っていた22人のうち13人が死亡、船長オさん(70)ら2人が行方不明となった。転覆した船内のエアポケットから救助された3人を含む7人はキル病院とシファ病院で治療を受けている。衝突事故直後の衝撃で船内に14人が閉じ込められて速かに脱出できず、海水が冷たく低体温症も被害を増やしたと分析される。この日午後に引き揚げされた「ソンチャン1号」から行方不明者は発見されなかった。「ソンチャン1号」より30倍ほど大きい「ミョンジン15号」では人命被害がなかった。

  事故の原因についてファン・ジュンヒョン仁川海洋警察署長は「気象状況や出港申告など運航準備過程では問題点が見つからなかった」とし「2隻の船が同じ方向に進む過程で衝突したとみて正確な事故の経緯を調べている」と述べた。

  海洋警察によると、「ソンチャン1号」は合法的に許可を受け、この日も正常な申告後に出港した。救助された乗客はすべてライフジャケットを着用していた。仁川海洋警察は「ミョンジン15号」の船長(37)と甲板員(46)を業務上過失致死などの容疑で逮捕した。船長は警察で「被害者と家族に謝罪したい。過失を認める」と述べた。

  「ソンチャン1号」が出港してから9分後に事故が発生すると、船に乗っていた乗客の一人が112に申告した。112と統合申告システムを通じて申告を受けた仁川海洋警察は午前6時13分、事故海域から最も近い霊興派出所に出動を指示した。霊興派出所の高速ボート(10人乗り)は6時26分に出発し、6時42分に現場に到着した。申告を受けてから33分後だった。

  霊興派出所は出動の準備に13分もかかった。海洋警察は「係留場に船を移動するのに時間がかかった」と釈明した。高速ボートが埠頭を出発して事故海域に到着するまで16分もかかったことについても海警は明確に返答できなかった。「非常待機組」がまともに作動していなかったという指摘も出ている。海洋警察のヘリコプターは気象状況を理由に事故発生から1時間33分後の午前7時42分に事故海域に到着した。このため、緊張が緩みやすい日曜日未明に海警が迅速に対応できなかったのではという見方も出ている。
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