「中国政府の株式買い入れ中断」で揺れる上海証券市場(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.01 09:24
中国の株価が回復のモメンタムを失った。31日の上海指数は取り引き時間中に一時3%近く下落し、前取引日より0.82%下落の3205.99で同日の取り引きを終えた。先週2日間の強い復原力は続かなかった。中国政府の二転三転する態度のせいだ。
フィナンシャルタイムズは「中国政府が大規模な株式買い入れを通じた人為的な証券市場浮揚を中断することにした」と31日に報道した。最近の中国政府は証券市場の守護神に違いなかった。先月27~28日の2日間に証券市場を10.82%引き上げた主人公がまさに国家代表と呼ばれる中国人民銀行など政府系機関だった。また、証券監督管理委員会は先月29日に証券会社50社の代表が出席する非公開会議を開き、中国証券金融公社に1000億元規模の資金を補充することを要求した。証券会社には自社株買い入れを増やすよう注文した。