MERS再発阻止…17年ぶり医師出身の福祉長官
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.05 16:51
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鄭鎮?(チョン・ジンヨプ)保健福祉部長官候補が4日、京畿道城南(キョンギド・ソンナム)の盆唐(ブンダン)ソウル大学病院で所感を明らかにしている。鄭候補は整形外科専門医で小児脳性マヒ治療分野の権威だ。(写真=中央フォト)
朴槿恵(パク・クネ)大統領が4日、保健福祉部長官の交代人事を電撃的に断行した。新任長官の候補者として朴大統領は鄭鎮燁(チョン・ジンヨプ)盆唐(ブンダン)ソウル大学病院教授(60)を指名した。また青瓦台(チョンワデ、大統領府)雇用福祉首席に金賢淑(キム・ヒョンスク)セヌリ党議員(49)を任命した。文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉部長官と崔元永(チェ・ウォンヨン)雇用福祉首席らこれまでの保健福祉ラインを全て更迭したのは、中東呼吸器症候群(MERS)事態が事実上終息したという判断のためだ。
今回の交代人事で、保健福祉部長官は年金専門家から医師出身の保健専門家に、雇用福祉首席は官僚出身の福祉行政専門家から租税・福祉専門家に変わった。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「MERSの初期対応の失敗の責任を問う人事」として「早期に人事を終えて国政運営にまい進するという朴大統領の意向が反映された結果」と説明した。