3万ドルに迫る韓国の国民所得…家計・企業は細り政府だけ肥える(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.29 14:08
数値で見る韓国経済は順調だ。昨年の韓国経済は低成長から抜け出して3年ぶりに3%台の成長率となった。1人あたりの国民所得は3万ドルを目の前にしている。
韓国銀行(韓銀)が28日に発表した「2017年国民計定(暫定)」によると、昨年の経済成長率は3.1%だった。名目国内総生産(GDP)は1730兆4000億ウォン(約173兆円)と、前年比5.4%増加した。輸出好調と設備投資急増の影響だ。昨年の設備投資は前年比14.6%増え、2010年(22%)以来7年ぶりの最高水準となった。
昨年の1人あたりの国民総所得(GNI)は前年比7.5%増の2万9745ドル(約3364万ウォン)と、3万ドルに迫った。3%台の経済成長率となったうえ、対米ドルで韓国ウォンが年平均2.6%値上がりし、ドル基準で国民所得が大きく増えた。