【コラム】韓国経済の革新のために(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.02 13:47
民間部門、大学、政府外郭研究機関の連係も効果的ではなかった。大学は民間部門と補償体制を連係するのに必要な改革と実験を受け入れなかった。同じように政府外郭研究機関は大企業だけでなく中小企業との連係を深める、より商業的なアプローチと基礎研究の間の役割分担を明確に設定しなかった。大田(テジョン)の基礎科学研究院と地域技術移転センター(RTTC)を創立するための努力、そしてテクノパークは、韓国の産学研関係を正しく設定する能力が試されるだろう。
金融の側面で見ると、韓国は財政危機後、政府主導のベンチャー金融を図った。しかし韓国のベンチャー資本モデルはまだ遅れている。韓国の新生企業生態系を分析した研究の結果を見ると、企業はまだ政府からの「キューサイン」に依存する。大学に比べて政府外郭研究機関の比重があまりにも大きい。また、新生企業部門は大企業に過度に依存している。