VW・現代車・GM「電気自動車のプラットホームをつかめ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.07 13:49
4月に中国で開催された「オート上海2019」で、世界最大手自動車企業のフォルクスワーゲンは電気自動車専用「MEB」(Modulare E-Antriebs-Baukasten)プラットホームを基盤に来年から年60万台の電気自動車を生産すると発表した。
この車にはフォルクスワーゲンのロゴ「VW」が入らない。中国合弁会社の上海汽車(SAIC)、第一汽車(FAW)がMEBプラットホームを利用して生産する。自動車企業が開発コストを減らすためにプラットホームを共有したことはあるが、「オープンプラットホーム」を提供するのはMEBが初めて。フォルクスワーゲンが莫大な資金を投入して開発した電気自動車のプラットホームを他の自動車企業に提供するのは、未来の自動車市場の主導権を握ることができるという判断からだ。