ノルウェーは世界投資市場では‘大手’だ。 代表的なのが国富ファンドの「グローバル年金ファンド」（ＧＰＦＧ）。 ノルウェー銀行投資管理庁（ＮＢＩＭ）が国富を効率的に運用するため１９９０年に設立した。 ＧＰＦＧの資産は約６０００億ドルで、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）の国富ファンドアブダビ投資庁と世界１位を争う。 最近、韓国に投資を増やした主人公もＧＰＦＧだ。 ＧＰＦＧは４－６月期の運用報告書で、「韓国とスペインで最も高い収益を出し、米国と中国での成果が最も低調だった」と明らかにした。

ノルウェー資金の流入に対する評価はよい。 債券業界によると、ノルウェーは５年以上の長期国公債中心に投資を増やしている。 各種事件で出入りする短期資金ではないということだ。 特に韓国の債券に対する「ラブコール」は今後も続く見込みだ。 フィナンシャルタイムズ（ＦＴ）によると、ＧＰＦＧは今年から債券・株式部門でそれぞれ６０％・５０％を占める欧州の比率を４０％に引き下げることにした。 これに伴い、韓国など新興国に対する投資比率が増えると、ＦＴは予想した。

新韓金融投資のカン・ソンブ債券チーム長は「ノルウェーは格付け‘ＡＡＡ’の優良債券に主に投資する保守的長期投資者と評価されている」とし「国内債券市場の対外信用度を高めると期待される」と述べた。


韓国債券を最も多く購入した国、日本ではなく…（１）