「ボランティアしたい」泰安から崇礼門に…問い合わせ殺到
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文化財研究所の職員らが18日、崇礼門の火災現場で復元計画の基礎として使う3D映像を記録している。(写真=共同取材団) |
忠南に暮らすキム・チャンギュさん(70)は12日、文化財庁に電話をかけた。先代から受け継いだ野山の松の木2本を“崇礼門(スンレムン、南大門)復元用”として寄贈したいと言った。誰が植えたかはわからないが、幹のまわりが1.5メートルを超える松だ。一生を農夫として暮らしてきたキムさんには「つらいときにやってきて声を掛けあった友達みたいな木」だと話した。また「崇礼門が燃える場面を見て、私の胸も焼け崩れるようだった。復元に役に立つのなら何でもしたい」と話した。