盗作『釜山港へ帰れ』…「1億6000万ウォンで和解せよ」
ソウル高裁民事4部(チュ・ギドン部長判事)は歌手キム・ヘイルさん(1971年死亡)の遺族が『釜山港へ帰れ』の作詞・作曲家であるファン・ソヌ氏(65)を相手取って起こした損害賠償訴訟で「ファン氏は原告に和解金として1億6000万ウォン(約2097万円)を支払え」という調整決定を下したと4日、明らかにした。
キムさんは69年『忠武(チュンム)港に帰れ』を作詞した後、翌年ファン氏から曲をもらってアルバムを出したが、71年、ソウルテヨンガクホテル火災で死亡した。72年、歌手趙容弼(チョ・ヨンピル)はファン氏から歌詞を一部変えた『釜山港へ帰れ』を提供され、リリースした。