LGD・SKハイニックスが中国に大型投資…毒になるか妙手になるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.11 11:26
LGディスプレーとSKハイニックスの中国投資プロジェクトが第一歩を踏み出す。特にLGディスプレーは1年間引っ張ってきた5兆ウォンの投資だ。ただ両社のこうした投資戦略が中国と組んで中国市場を先取りする妙手になるのか、技術流出の毒になるか市場の見方は食い違う。
LGディスプレーは10日、中国政府から広州有機EL合弁法人に対する承認を受けたと明らかにした。同社が広州有機EL投資計画を発表してから1年ぶりだ。
広州有機EL法人はLGディスプレーと広州開発区がそれぞれ70対30の割合で合弁投資する形態だ。資本金2兆6000億ウォンを含め総額5兆ウォンが投資される。これまで敷地造成後の骨組工事が進行中だったが、今回の承認でスピードがつくことになった。来年下半期からの稼動が目標だ。この工場では第8.5世代(2200×2500ミリメートル)パネルをマザーガラス投入基準で毎月6万枚を生産する予定だ。広州工場は今後月9万枚まで生産量を拡大する方針だ。