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建築費惜しんで防炎不良…「合格建物」63%が基準及ばず=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.16 14:21
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◆防炎処理した合板・壁面・カーテン使わず検査も粗末

10日ソウル永登浦区汝矣島(ヨンドンポク・ヨイド)の50階規模のJビル3階。昨年新築された建物内部の床は大理石材質で、廊下の壁面はベージュ色の木材合板ですっきりと整えられていた。ところで中央日報が防炎専門家のヨ・サンギュ韓国防炎協会会長の助言を受けて安全さの角度から再び注意深く調べた。消防施設法(消防施設設置・維持および安全管理に関する法律)によれば、この建物を含めた11階以上の建物(アパート等除く)宿泊・宗教・文化・集会・塾・修練・教育・運動・医療施設・映画館など多層利用の企業は火災発生時に燃焼を遅らせるよう防炎処理が法的に義務化されている。

 
だが今年9月の警察庁の捜査で、この建物の木材合板は3分以上火がついて有毒な煙を出した。長さ6.5センチのトーチに接触すれば10秒以内に火が消えるべきなのに、こうした防炎処理の規定を破っていたのだ。この建物オーナーは国民安全処中央消防本部にその後「防炎処理をした」と通知したという。ヨ・サンギュ協会長は「サンプリング検査をしなければ。専門家さえ肉眼だけでは防炎処理の有無を確認するのは難しい」と話した。竣工当時このビルの消防検査記録には防炎処理の基準を通過したことになっていた。初めから不十分な消防検査をしていたということだ。

これに先立ち警察庁は7~8月に防炎処理基準の合格判定を受けた全国の新築建物25カ所の木材壁面を無作為に収集して防炎性能を検査した。防炎基準を満たしていない建物は63%(16カ所)にもなった。ホテル・病院・教会だけでなく保育園なども含まれた。防炎処理を正しくしていない理由は、費用(1000平方メートルの建物の場合、約1500万~2000万ウォン)の負担を減らすためのものだと警察は把握している。慶一(キョンイル)大学消防防災学科のコン・サソン教授は「検査の弱点を利用して5回塗るべき防炎塗料を2~3回にした建物も多い」と指摘した。

警察庁はこれらの建物を請け負ったという防炎会社が作業した106カ所中103カ所で問題点を摘発した。無資格の防炎業者が正式に登録した防炎業者の登録証を借りて違法営業したり、登録した防炎業者が防炎処理をせずにお金だけ受け取ったまま消防署から防炎処理の確認証をもらってインテリア企業に渡していたり、登録業者が消防検査のために消防署に偽造サンプルを提出したりもしていた。

中央消防本部によれば火災死亡者の60%以上は窒息で亡くなっている。焼死よりも窒息死がはるかに多いということだ。5月に発生した京畿道(キョンギド)の高陽(コヤン)総合ターミナル火災、全羅南道長城郡(チョンラナムド・チャンソングン)の老人療養病院火災の時も、被害者は有毒ガスで大勢窒息死した。

防炎処理がしっかりしているほど火災が一瞬で拡散するフラッシュオーバー(flash over)までの時間を最大限遅らせてくれる。防炎処理がしっかりしていれば火災発生時の人命救助のゴールデンタイムをさらに長く確保できる。有毒ガスの排出も遅らせ、人命被害も減らせる。


建築費惜しんで防炎不良…「合格建物」63%が基準及ばず=韓国(2)

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    建築費惜しんで防炎不良…「合格建物」63%が基準及ばず=韓国(1)

    2014.12.16 14:21
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    イ・ソンウン湖西(ホソ)大学教授チームが考試院(コシウォン、主に学生向けのワンルーム)の火災比較実験を行った。一方の部屋は防炎処理をせず(写真上)、もう一方の部屋は壁面合板(写真下)に防炎処理をした。10分間火をつけた。防炎処理をしなかった部屋は20秒後から火が壁をつたって65秒後には最高温度に達した。一方、防炎処理をした部屋は実験が終わるまで天井に火が広がらなかった。最高温度の到達時間も120秒かかった。(写真=イ・ソンウン教授提供)
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