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【コラム】韓国保守大統領の成果を認めてこそ金正恩答礼訪問が祭りに

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.11 14:04
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の韓国訪問が近づいている。今月末にハノイでトランプ米大統領と2回目の米朝首脳会談をする金委員長の次の訪問予定地はソウルだ。金正恩委員長は「太極旗部隊(保守団体)がデモをしてもかまわない」と述べたが、問責を恐れる参謀は韓国側の反応を心配している。安全な警護のために済州(チェジュ)行きを選択すれば意味は色あせるだろう。執権勢力の進歩が保守を包み込んでこそ非核・平和の祭りを守ることができる。

文在寅(ムン・ジェイン)政権の功労が大きいが、進歩の力だけで南北関係を改善させたと考えれば錯覚だ。保守が先に道を開いた。朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領と金日成(キム・イルソン)主席が合意した1972年7・4南北共同声明の自主・平和・民族大団結の統一3大原則は盧泰愚(ノ・テウ)政権当時に南北基本合意書に反映された。金大中(キム・デジュン)、廬武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の6・15、10・4南北共同宣言と文在寅政権の4・27板門店(パンムンジョム)宣言も同じだ。

 
「反共」朴正熙大統領でなく「進歩」金大中(キム・デジュン)大統領だったなら、南北がもう戦うのはやめようというメッセージを発信できただろうか。韓国戦争(朝鮮戦争)の元凶に情報機関の責任者を密使として送り、彼が送った密使に会ったのはスパイ行為として攻撃されたはずだ。権力の延長に利用したが、朴正熙大統領は時代が要請する保守の役割を果たした。これを認めてこそ文在寅政権は全体を抱擁して前に出ていくことができる。

全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領は1983年に北朝鮮が自分の命を狙ったアウンサン爆弾テロ事件(ラングーン事件)を起こした当時、軍部が報復しようと主張したが、これを我慢した。翌年、水害が発生して北朝鮮がコメと医薬品の支援を求めると、予想を覆してこれに応じ、対話の扉を開いた。首脳会談を提案し、南北秘密会談首席代表間のホットラインも開いた。理性が感情を制圧した結果だった。

金日成主席は1985年、全斗煥大統領が送った密使のチャン・セドン安全企画部長が北の水害物資支援に感謝すると、「受ける側の方が勇敢だ。全斗煥大統領閣下の勇気に感服した」と述べた。その頃に構築されたパク・チョルオン-北側のハン・シヘのラインは盧泰愚政権後半の1991年末まで42回も秘密裏に会いながら南北関係の突破口を開いた。

盧泰愚政権が南北関係の改善の里程標を作ったのは、超党派的な合意があったからだ。盧泰愚大統領は1988年、李洪九(イ・ホング)統一院長官に「金大中、金泳三(キム・ヨンサム)、金鍾泌(キム・ジョンピル)野党3党の総裁と合意し、統一案を作る必要がある」と注文した。翌年、最初の統一案の韓民族共同体統一案が国会で4党の合意で通過した。この過程を見守った北朝鮮は1988年、南北高官級会談を提案した。1992年まで8回にわたり平壌(ピョンヤン)とソウルで会談が開かれた。1991年に南北同時国連加盟が実現し、1992年に南北基本合意書と韓半島非核化共同宣言が誕生した背景だ。

文在寅政権は保守の成果を認めて共に進まなければいけない。北朝鮮もそのような超党派的な接近法を望んでいる。金正恩委員長も昨年の4・27首脳会談の夕食会で当時の洪準杓(ホン・ジュンピョ)自由韓国党代表が出席しなかったことを惜しんだ。野党・保守の協力なしにはいかなる華麗な合意文も紙切れになることを知っているからだ。

金大中大統領の知恵から学ばなければいけない。生涯左派だと攻撃を受けながらも極右の康仁徳(カン・インドク)氏を初代統一部長官に起用し、保守の攻勢を遮断した。金大中大統領は金正日(キム・ジョンイル)総書記と2000年6・15南北首脳会談を終えた後、金泳三政権当時に首相を務めた李洪九(イ・ホング)を呼び、「我々が(1989年に)合意した統一案に基づいてしようと努力した」と述べた。超党派的合意の精神を守ったのだ。

金正恩委員長も対南工作責任者、軍部強硬派の金英哲(キム・ヨンチョル)氏に統一戦線部長の地位をかぶせて対米交渉を任せた。北朝鮮の内部事情に詳しい人物は「外交官を前に出したとすれば、いかなる結果に合意しても軍部は降伏文書だと反発したはず」と述べた。南側でも軍人出身の保守大統領の朴正熙、全斗煥、盧泰愚が前に立ったことは賢い決定だった。

韓半島は1世紀以上も強大国の遊び場になり、植民地、分断国に転落して苦痛を経験した。この状況で国内で争えば、北との対話も、強大国との交渉も難しくなる。ドイツは前世紀に2度も世界大戦を起こした戦犯国家だ。それでも世紀が変わる前に統一を成し遂げた。保守と進歩が一つになって強大国を説得した結果だった。我々も体質を変える必要がある。文政権の外交安保ラインに理念と背景を超越した実力者が重用されなければいけない。

30年ぶりに南北関係の大転換期が訪れている。執権進歩は保守に手を差し出すべきだ。野党と保守も自らが道を開いた南北対話を嘲弄するのではなく、心を開いて合意の過程に参加するのがよい。このままではいけない。金正恩委員長の韓国訪問を憂鬱な祭りにしてはいけない。

李夏慶(イ・ハギョン)/主筆

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