「堕胎が罪なら国家が犯人」…女性団体が黒ずくめで集会=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.03 11:52
女性団体連帯の「みんなのための堕胎罪廃止共同行動」は2日午後、ソウル・光化門(クァンファムン)の世宗路(セジョンロ)公園で集会を開き、「国はいますぐ堕胎罪を廃止せよ」と促した。
韓国女性民友会など11団体で構成された共同行動は2日午後2時ごろ「2017黒いデモ」集会を開き、「堕胎罪は女性の幸福追求権と自己決定権を侵害するもの。韓国政府と議会はすべての決定を先送りして堕胎罪廃止決定をできずにいる」と主張した。この日集まった主催側推定500人ほどの参加者は黒い服で「堕胎が罪なら犯人は国家」「それで堕胎罪廃止は?」「私の体は違法になった」などのプラカードを持って街に出てきた。一部参加者は黒いリップスティックを唇に塗ったりもした。昨年ポーランドの女性が政府の全面的な堕胎禁止法案提出に「生殖権に対する哀悼」を意味する黒い衣装を着て集会を開いたことに着眼したものだ。