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韓経:【社説】疎遠になる韓日関係、このまま続いてはならない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.13 09:39
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あすソウルで開かれる韓日議員連盟年次合同会議には日本首相の祝辞がないという。この会議が開かれるたびに韓国の大統領と日本の首相が両国関係発展を祈願する祝辞を送るのが慣例だった。訪韓した30人ほどの日本の議員は青瓦台(チョンワデ、大統領府)も表敬訪問するが、韓国大統領に伝える例年の首相の親書も今年はないという。韓国と日本の外交関係の実状をそのまま見せるようだ。

「過去史」から始まった韓日の疎遠な関係はとても長引いている。3年前にどうにか慰安婦交渉が妥結し数年にわたり続いた過去史議論は一段落しそうだった。だが韓国で政権が変わった上に最近韓国の大法院(最高裁)が「日帝強制徴用者賠償判決」を確定し、両国関係は最悪に突き進んでいる。

 
これではいけない。過去の問題に対する日本の前向きな姿勢は目新しい要請でもないがわれわれも過去よりは未来、感情・感性よりは理性と論理で進む必要がある。「過去史は韓国には辛い歴史だが冷静にアプローチしなければならない」という在日本大韓民国民団団長の呼び掛けに耳を傾ける必要がある。

外交は相手が明確な「国の生存ゲーム」だ。慰安婦問題でなくとも国家間の合意を破った時に相手国はどのような立場になるのか、国際社会が見る目はどうなるのかも判断しながら賢く対処することが重要だ。ぎすぎすした韓日関係は伝統的な韓米日地域安保協力関係にも影響を及ぼしかねない。この渦中に韓国外交部は「中国局」の新設を推進しており、この問題にも日本は非常な関心を見せているという。

過去史で見れば中国と日本の間にもこの上なく大きな傷があった。だが最近安倍晋三首相の中国訪問を契機に両国は明確に「協力強化」に進んでいる。韓日間にも協力することは多い。経済と安保にわたる中国の激しい行動も韓日が協力してこそ阻止できる。両国経済界でも関係改善にもう少し積極的に出ることを望む。



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