トランプ米大統領の訪韓を３日後に控えた４日、保守指向団体がソウル都心各地でトランプ大統領の訪韓を歓迎する大規模集会を開いた。

保守団体は、進歩・反米性向団体がこの日約１０００人規模の集会を予告していることに加え上に、自由韓国党が朴槿恵（パク・クネ）前大統領を党から除名し、検察までわいろ容疑捜査にスピードを出していることから会員らに集会参加を強く促したという。

大韓愛国党はこの日午後２時ごろ、ソウル・恵化（ヘファ）駅周辺で「トランプ大統領訪韓記念韓米同盟強化と朴槿恵大統領政治闘争宣言支持太極旗集会」を開き、「米国はだれが何と言っても韓国の血盟。トランプ大統領の訪韓を心から歓迎する」と明らかにした。

この日警察推定で３０００人ほどが参加した中で彼らはトランプ大統領の対北朝鮮政策に支持を示した。

大韓愛国党の趙源震（チョ・ウォンジン）共同代表は「反米主義者は米軍は撤収しろと話し、北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）政権に耳を傾ける」と批判し、「大韓愛国党はトランプ大統領の訪韓を歓迎し韓米同盟を強化する」と明らかにした。

同じ時間に徳寿宮（トクスグン）前では「太極旗市民革命国民運動本部」の主催により５００人規模の太極旗集会が開かれた。「新しい韓国のための国民運動」と「太極旗行動本部」「朴前大統領救命総連合」も同じ時間にそれぞれ清渓（チョンゲ）広場、東和（トンファ）免税店前、普信閣（ポシンガク）前で１００～５００人規模の太極旗集会を開催しトランプ大統領の訪韓を歓迎する考えを示した。