韓経:「サムスンはAA級に上がれない」と主張してきたフィッチの「屈辱」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.07 10:37
米格付け機関ムーディーズは3日、サムスン電子の格付け見通しを従来の「安定的(stable)」から「ポジティブ(positive)」に引き上げた。2005年から12年間維持してきた格付けを数年以内に引き上げる可能性を開いておくということだ。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が先月21日、現在のムーディーズと同じ「A+」としていた格付けを4年ぶりに「AA-」に格上げしてから2週間後に出てきた決定だった。
機関投資家の視線は今、2006年から11年間にわたり従来の格付けを維持している米国のもう一つの格付け機関、フィッチに集まっている。別の2社と似た評価論理を展開しながらも、サムスン電子の格上げの可能性に否定的な意見を出してきたからだ。