安倍首相、第2次世界大戦の激戦地を訪問予定…また歴史挑発?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.02 09:10
安倍首相はまた、南太平洋諸島の歴訪とは別に今年9月、パラオで開かれる太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議に参加することも検討している。PIFはパラオ・豪州・ニュージーランドなど南太平洋地域16カ国が加盟している地域協力体だ。これまで日本は副大臣(次官)級を派遣してきたが、今回は安倍首相が直接参加する方向で調整中だ。
新聞は「安倍首相は2014年から2年を目標に何回かに分けて南太平洋諸島を訪問する方針」と伝えた。安倍首相は訪問国で政府開発援助(ODA)の提供意思を明らかにするなど経済協力案を整える計画だ。
一方、安倍首相が南太平洋諸島に力を注ぐのは中国を狙った面もある。産経新聞は「中国は『中国・太平洋島しょ国経済開発協力フォーラム』を開催してこの地域に対する経済的支援を強化する一方、これを中国海軍の太平洋進出と連係させている」として「安倍首相の南太平洋諸島訪問には、このような中国の動きをけん制する目的も含まれている」と分析した。