揺れ動く国債金利…アベノミクス“折れた矢”になるか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.28 10:11
◇金利1%上がれば政府利子1.5兆円増加
さらに日本の国債金利急騰はまだ実体経済が目立って回復していない状況で起きた。黒田総裁が26日に話した「懸念するほどの現象」だ。彼は「経済が再生すれば自然に金利も上がるもの。だが、経済回復が微弱なのに金利が上がれば日本の金融システムには良くない」と話した。
日本の都市銀行が保有している最大の資産がまさに国債だ。「失われた20年」の間に都市銀行は民間への貸付をせず国債を大量に買い入れたためだ。国債金利の上昇は国債価格の下落を意味する。都市銀行の資産だけでなく資本価値も減る。