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【コラム】金大中元大統領夫人の訪朝が楽しいものになるためには(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.05 15:18
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李姫鎬氏一行の平壌訪問は、南北関係がこじれるだけこじれた状況で実現することになった。6・15共同宣言15周年南北共同行事は白紙となり、光復(解放)70周年8・15行事も不発に終わる公算が大きい。朴槿恵(パク・クネ)大統領に向けられた北朝鮮宣伝媒体の激しい抗議は度が過ぎる。今月下旬には北朝鮮の対話拒否メニューの韓米合同軍事演習が予定されている。「個人レベル」という当局の説明にもかかわらず李姫鎬氏の訪朝に期待感が増幅された理由だ。

金正恩第1書記の立場では李姫鎬氏を礼遇しなければいけない状況だ。苦しい時に慰労の手を差し伸べてくれた有難い存在であるからだ。父の死を迎えて途方に暮れる27歳の後継者の金正恩に会いに、高齢(当時89歳)の元大統領夫人は酷寒の中、平壌に向かった。韓国内の非難世論をかえりみずに行った。しかし今回の訪朝協議過程で表れた北側の態度は残念だ。李姫鎬氏が自ら編んだ乳児用保温帽子を平壌に持っていくというと、北側の反応はよくなかった。「そういうものは我々の元帥様(金正恩)がすべて解決する」と主張したという。韓国メディアの対北朝鮮批判を問題にして「訪朝がなくなることもある」と脅迫した。最高指導者が招請した李姫鎬氏まで対南圧力に動員する欠礼を犯したのだ。故人となった金大中大統領と金正日がこれを聞けば嘆くだろう。

 
労働党幹部と対南戦略家の難しい立場が分かる部分もある。権力の幹部が死んでいく恐怖政治の中で選択の余地はなさそうだ。最高指導者の心を引く過剰忠誠競争と教条的執行だけが美徳となるようだ。しかし李姫鎬氏の訪朝まで北朝鮮体制の宣伝や対南誹謗の素材にしてはならない。

重要なのは金正恩第1書記が軸を置くことだ。弔問要求などで李姫鎬氏一行を苦境に陥れてはいけない。帰途には贈り物の一つでも持たせることを望む。李姫鎬氏は訪朝前、「6・15共同宣言条項を南北がともに守ることを望むという話をしようと思う」と明らかにした。離散家族再会と経済協力、社会文化交流が中心だ。光復70周年と秋夕(チュソク、中秋、9月27日)を契機にした離散家族の再会が最初のボタンとなる可能性がある。北朝鮮当局が拘束中のキム・ジョンウク宣教師ら韓国国民4人を今すぐ家族の元に帰すことができるのも金第1書記だけだ。

金正恩第1書記は招請状で「平壌を訪問し、休養もし、楽しい毎日を過ごしてほしい」と伝えた。その約束が必ず守られることを望む。

イ・ヨンジョン統一専門記者


【コラム】金大中元大統領夫人の訪朝が楽しいものになるためには(1)

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