韓国で「史上最大」ヒロポン密搬入検挙…日本ヤクザなどが介入
ⓒ 中央日報日本語版2018.10.16 06:42
台湾の組織暴力団、日本のヤクザ、韓国の麻薬商など3カ国のメンバーで構成された一党が、約370万人が同時投薬できる覚せい剤「メタンフェタミン」(別名ヒロポン)112キログラムを韓国に密輸したとして検挙された。これは韓国のメタンフェタミン密搬入検挙史上、最大の物量だ。
ソウル地方警察庁広域捜査隊は関税庁・国家情報院などと協力して捜査を行い、麻薬類管理に関する法律違反などの容疑で台湾人A(25)と資金調達担当の日本人B(32)、運び屋の韓国人C(63)ら6人を拘束したと15日、明らかにした。
警察によると、台湾人Aは今年7月、時価3700億ウォン(約365億円)のメタンフェタミン112キログラムを隠し入れたねじ製造機をタイ・バンコク港から釜山(プサン)港に密搬入した。このねじ製造機の中には、1キログラムずつ個別包装されたメタンフェタミン112袋が溶接を経て完全に密封された状態で隠されていた。