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<野球>松坂が与える教訓、リハビリと忍耐の重要性

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2018.01.30 16:04
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プロ野球で10年以上も投手をした選手は似た問題を抱えている。多くの投手がヒジや肩にメスを入れる。中学・高校時代まで合わせると20年近く数え切れないほどの投球をするため負傷は必然的だ。故障しないことが重要だが、避けるのは容易でない。

重要なのは痛みがある時に焦ってはいけないという点だ。代表的な例に松坂大輔(38)を挙げることができる。現在、日本野球界のイシューの一つが松坂の中日入団だ。23日に行われたテストの現場には約80人の取材陣が集まった。結果的に中日のユニホームを着ることになったが、かつて「元祖怪物」と呼ばれていたことを考えると歳月の流れを感じる。年俸は4億円から1500万円へと96%削減された。1999年の西武入団当時に投手コーチとして息を合わせた森繁和・現中日監督が機会を与えなかったとすれば引退の岐路で答えを見いだせなかったかもしれない。

 
松坂は2000年代を風靡した日本を代表する投手だ。横浜高校時代の1998年に甲子園(全国高等学校野球選手権大会)で延長17回・計250球を投げ、翌日の準決勝にも1イニング登板した。決勝戦では完投してノーヒットノーランを達成した。

1999年に西武に入団してからも「最高投手」の道を歩んだ。ボストンに入団する直前の2006年まで8年間に72回も完投した鉄人だ。代表チームのコーチとして出場したシドニーオリンピック(五輪)では松坂の投球を現場で見たが、本当に良い球を投げていた。米国代表として出場したベン・シーツとともに五輪出場投手のうち最も注目を集めた。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)第1・2回の韓国代表監督を務めた当時も現場で見た松坂は印象的な姿だった。

歳月が流れ、テストを受けて入団したという情報に接した時、多くのことを考えさせられた。負傷の前では結局どうすることもできない。松坂の経歴にキズが入ったのも負傷のためだ。ボストン所属だった2008年5月に右肩の痛みで15日間の故障者リスト入りし、肩とひじに問題を抱えた。メジャーリーグで最後の登板をした2014年にも右ひじの炎症で15日間の故障者リストに入った。2014年12月に3年・12億円という大型契約でソフトバンクに入団したが、2015年3月のオープン戦で右肩の痛みが再発し、3年間で1試合の登板に終わった。昨年は1試合も出ることがなかった。過去に見せた威力的な姿は全く見られなかった。

松坂は中日入団テストをする前、肩の強化に集中した。それだけ肩が良くなかったということだ。米国でけがの部位の完ぺきなリハビリをせず、無理に日本に戻ってシーズンを準備したのが問題だった。韓国の投手が注目すべき教訓がある。投手は痛みがある時、少しましになればまた投球しようとする。意欲的と見ることもできるが、非常に良くない行動だ。忍耐心を持ってリハビリに専念し、完全に回復した後にボールを握ることが重要だ。昨年再起に成功した柳賢振(リュ・ヒョンジン)も2015年5月に手術を受けた後、リハビリを続け、再びマウンドに立つことができた。2年近く休んだが、実力は大きく変わらなかった。

1980年生まれの松坂はLG左腕の奉重根(ボン・ジュングン)と同じ年齢だ。奉重根も昨年5月に肩の手術を受けた。復帰の予想時期は今年の夏という。言っておきたいのは「完全に回復してから戻ってきてほしい」という点だ。「できる」という自信だけで無理に復帰してはいけない。リハビリを完全に終えた後に投げても遅くない。松坂や奉重根のような投手は若くないが、うまくリハビリをすれば良い結果を期待できる。両投手ともにマウンドで打者を相手にする能力はトップレベルだ。それだけ経験が多い。痛みがあるのなら忍耐心を持ってリハビリを続けなければいけない。

2018シーズンには金広鉉(キム・グァンヒョン、SK)と尹錫ミン(ユン・ソクミン、起亜)が復帰する。ともに韓国代表を経験しているトップレベルの投手だ。再起を準備中だが、完ぺきに調整してから出てきてほしい。焦ってしまえば松坂のように厳しい道を歩むことになるだろう。

金寅植(キム・インシク)/元韓国代表監督

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