<THAAD>苦悩の末に…朴槿恵政権、韓米同盟を選択
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.09 09:16
柳済昇(リュ・ジェスン)国防部政策室長とトーマス・ベンダル米第8軍司令官兼在韓米軍司令部参謀長(中将)が8日午前11時、国防部記者室のブリーフィング演壇に並んで立った。その時間、韓民求(ハン・ミング)国防長官は共に民主党の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委代表に会っていた。高高度ミサイル防衛(THAAD)体系を在韓米軍に配備するという記者会見は、その場面自体がメッセージだった。メッセージの核心は「韓米同盟」だった。
ベンダル司令官は「今日の決定は韓米同盟の力量を発展させるうえで非常に重要な決定」とし「THAADの韓半島(朝鮮半島)配備はミサイル防衛態勢を向上させるはず」と述べた。柳室長は「韓国と韓国民、韓米同盟の軍事力保護のための防御的措置として、在韓米軍にTHAAD体系を配備することを韓米同盟レベルで決めた」と明らかにした。これを受け、2014年6月にスカパロッティ韓米連合司令官の「THAADを在韓米軍に配備してほしいと要請した」という発言で始まった論争は「配備」の側で結論が出た。