中国が密かに金融緩和…4000億元を緊急投入(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.16 13:36
中国の資金市場は厳しい状況だ。ブルームバーグは15日、「中国人民銀行が基準金利を下げたが市中金利が上がっている」と伝えた。予想外のことだ。先月21日に人民銀行は1年満期の貸出金利を0.4%引き下げ5.6%に決めた。預金金利は0.25%下げ2.75%に決めた。市中の資金難を緩和するためだった。
だが、その日から上海の債券市場では国債と社債の価格が落ち、市場金利(利回り)が上がり始めた。ブルームバーグは「(基準金利引き上げから先週末までで)国債金利は0.15%、格付けAAAの社債金利は0.35%、格付けAAの社債は0.74%上がった」と報道した。人民銀行の金利が無力化されたわけだ。