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【時視各角】事故の度に駆けつけ謝る大統領=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.30 16:42
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正しい政党の劉承ミン(ユ・スンミン)代表が「政界全体の責任」と述べましたが、それが全てではありません。政治家だけでなく、国民全員の責任です。すなわち自分のせいということです。今、この土地はどこも地雷畑です。大韓民国全体がセウォル号で、私たち全員がセウォル号船長なのです。すべての人々が自分がするべきことだけ正しくやっていれば問題はないはずなのに、私一人ぐらい大丈夫という無神経に、または不当な利益を追求するために義務を後回しにします。釣り船や浴場、病院でなくとも、どこででも今でも起きうることです。ありふれた小さな事故が天災地変よりも大きな惨事につながるのはこのためです。

プラトンの『国家』で、ソフィスト(哲学者)のトラシュマコスが主張するように生きているのです。「正しくないことをしてそれで得たもうけで神に供え物を捧げるほうがよい。私たちが正しいなら神から罰を受けることはないが、利益を逃す。一方で、私たちが正しくないなら利益を得て一部を神に捧げて免責を受けることができる」。だが、これを論駁したソクラテスはもちろんのこと、神はなおさらそう甘くありません。たとえトラシュマコスの言うような論理で事故が起きないようにと願ってもそれは偶然の幸運を願うことにすぎず、一日を無事に過ごせてもそれはただ一日運が良いだけの話です。

 
いつまで運を期待できますか。『ピエロたちの家』というユン・デニョンの小説があります。傷ついた人々で再構成された家族の話です。そこで母親格の「ママ」は断固として言います。「自分を大切にできない人間は人が自分のために犠牲にする姿を無気力に見守るほかはないの。さらには自分を助けた人がそのせいで非難を受ける瞬間にもよ」。今、私たちにとても必要な言葉です。自分の義務を果たさない人は自らに無力のみならず、あなたを助ける人にとって害にもなりえます。それがまさにあなたかもしれません。

イ・フンボン/論説委員


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