「金正恩委員長、撤去GP兵力600人を三池淵・元山経済建設に投入」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.11 11:52
北朝鮮が昨年の9・19南北軍事合意以降、軍事的な脅威が解消すれば兵力を経済開発に回すという立場を韓国側に直接・間接的に伝えたと、関連事情に詳しい対北朝鮮情報筋が10日明らかにした。この情報筋は「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は北朝鮮軍の兵力を経済開発に投入するという施策を出した」とし、このように伝えた。
情報筋によると、昨年の9・19南北軍事合意に基づき非武装地帯の監視所(GP)11カ所をまず撤収した後、北側GP所属の兵力はすべて両江道三池淵(サムジヨン)文化都市、元山(ウォンサン)葛麻(カルマ)海洋観光地区経済建設現場に投入した。計600人ほどだ。情報筋は「韓国政府もこうした北側の措置に金委員長の非核化・経済発展意志をある程度評価し、米国側とも共有したと聞いている」と伝えた。