<平昌五輪>合同チーム初ゴール決めたグリフィン「北選手、日本戦勝利を強く望んだ」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.27 16:22
合同チームには3つの言語が必要だった。合同チームFWの曺秀知(チョ・スジ)が英語を韓国語と北朝鮮方言に通訳する役を買って出た。また、カナダ・米国出身選手と南北選手が仲良くなるように掛け橋役も果たした。
コーチ陣は「南北ホッケー用語集」まで作って共有した。選手たちの間で日常会話は問題がなかったが、アイスホッケー用語はそれぞれ違った。主要用語75個のうち、南北が一緒に使う言葉はパック・スケート・アイシングの3個だけだった。マリー監督と英語圏選手たちのために北朝鮮用語の発音をアルファベットで併記した。イ・ジンギュは「最初はコミュニケーションで困難があったが、北朝鮮選手が英語の表現にうまく適応した。慣れてくるにつれてパスやシュートのような単語も理解するようになった」と話した。
北朝鮮選手も14日の日本戦の勝利を強く望んでいた。1-4で負けたこの試合で、パク・ユンジョンからのパスを、グリフィンは合同チーム五輪初となる歴史的なゴールを入れた。グリフィンは「自分が入れたゴールがそんなにすごいものだとは思わなかった。あれは私たちが一丸となって入れたゴール」と言った。