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【中央時評】北朝鮮住民の苦痛に沈黙した法王(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.20 13:30
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法王が取り上げたイスラエルにしても、ナチのユダヤ人虐殺を赦さない。今でも加害者を追跡し、法廷に立たせる。西ドイツは統一した後も、ホーネッカーをはじめとする東ドイツの人権加害者を裁判にかけた。彼らがそのようにしたのは、性急で中途半端な容赦より、断固たる断罪が正義に合うからだ。もし容赦が正しいことなら、韓国が日本に侵略行為と慰安婦に対する謝罪を要求するのは根拠が弱まる。

後に南北が統一しても正義の問題はなくならない。韓国哨戒艦「天安」爆沈のような国家テロはもちろん、北朝鮮政権が犯した残酷な人権弾圧の証拠が生きているからだ。これは南北を離れ、人類の問題だ。そのために国連特別委員会が調査し、責任者の処罰を建議したのだ。

 
フランシスコ法王の訪韓は、宗教の社会的責任に関して大きな宿題を残した。世界史で多くの場合、宗教は人間に対する抑圧に抵抗し、歴史の流れを変えた。代表的な指導者がヨハネ・パウロ2世(在位1978-2005年)だ。

彼は1979年、祖国ポーランドを訪問した。当時ポーランドは共産主義ソ連の衛星国だった。約100万人が集まった集会で、彼は人間の尊厳性のための闘争を促した。彼の演説は共産主義には不吉な祈祷だった。法王の要求が刺激剤となり、翌年、ポーランドに自由と人権を要求する統一労組が結成された。歴史的に有名な「自由連帯(Solidarity)」だ。レフ・ワレサが率いながら労組員は1000万人に増え、運動は東欧共産圏を崩壊させる起爆剤の役割をした。

ヨハネ・パウロ2世は言葉だけにとどまらなかった。レーガン米大統領とホットライン(hot line)を維持しながら共産主義に対処し、バチカン銀行を通じて密かにポーランド自由労組に支援金を送った。ソ連にとってこのような法王は危険人物の筆頭だった。法王は1981年、暗殺犯の銃弾を受けたが、劇的に回復した。イタリア調査委員会は背後にソ連がいるという結論を出した。

2005年の彼の葬儀は人類史上最も大きな規模だった。世界のほとんどすべての指導者が参列した。ヨハネ・パウロ2世は聖人に推戴されたりもした。積極的に、そして正しく不義に立ち向かい、人類の生活を改善した宗教指導者に人類が捧げた献辞だった。フランシスコ法王には北朝鮮の住民のうめき声が聞こえないのか。

キム・ジン論説委員・政治専門記者


【中央時評】北朝鮮住民の苦痛に沈黙した法王(1)

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