「雇用を増やして成長」を強調した文大統領
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.13 08:10
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日、「現在の失業大乱をこのまま放置すれば、国家災難レベルの経済危機としてで迫ってくる恐れがある」とし「補正予算を編成してでも雇用を改善し、所得の格差がさらに広がるのを防がなければいけない」と述べた。歴代大統領のうち補正予算案の説明のために国会施政演説をしたのは今回が初めて。1987年の民主化以降、就任後最も早い時期に行われた大統領の施政演説でもある。文大統領は先月10日に国会で就任式を行った後、33日目に国会を訪問した。
文大統領は「昨年に続いて今年も税収実績が良く、増税や国債発行なしに補正予算の編成が可能だ」とし「対応の余力があるにもかかわらず手放しにすれば政府の職務放棄であり、さらには我々の政治の職務放棄になるだろう」と強調した。