【時視各角】労働者の働く権利奪う労組=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.29 10:48
蔚山プラント労組は現在、蔚山地域の強硬労働運動の先鋒に立っている。軍隊式職制により分隊・小隊別に赤いチョッキを着て一糸乱れず動く。このような組織力を基に蔚山地域の多くのプラント建設現場を掌握した。蔚山プラント労組が強硬派となった理由は10年前に遡る。2005年に蔚山プラント労組は76日間の長期ストライキを行った。
「今私たちはお金をもっとくれと言っているのではありません。鉄粉・セメント粉が飛んでいる‘野外’で雨が降ってもしのぐ場所もなくご飯を食べています。自分のお金を出して買って食べる弁当を、砂嵐のない所で食べてみたいということです」(オ・グムチョル2005年蔚山プラント労組上京闘争団代表)