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連帯する「乙」による「甲」への反撃…日常の民主化の契機に=韓国(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.12.16 13:23
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趙顕娥(チョ・ヒョンア)前大韓航空副社長が機内責任者の降機を命じたことで起きたいわゆる“ナッツリターン”事件がニュース市場を独占した。国土交通部の調査と検察の捜査がハイスピードで進められている中、米運輸省による調査の可能性まで議論されている。趙前副社長の名前と関連語が連日インターネットの検索語ランキングで上位に入り、各種パロディ作品がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を埋め尽くした。

事件の発端となったマカダミアナッツが普段より2倍以上売れているという報道が出るかと思えば、フィナンシャルタイムズの「Going nuts」のように、異常な事件というニュアンスの見出しを付けた外信記事も登場した。

 
趙前副社長と彼女の父親である韓進(ハンジン)グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が12日に相次ぎ公開謝罪をしながら収拾に乗り出したが、飛行機から降ろされた客室責任者のパク・チャンジン氏が「暴力まで振るわれた」と主張し、事態は拡散の一途をたどっている。趙前副社長と大韓航空に対する非難のレベルもさらに強まった。

今回の事件は、予想を上回る人気を呼んでいるドラマ『未生』や映画『カート』に登場する、甲乙関係で立場の弱い「乙」たちの現実と対比されさらに鮮明に浮かび上がっていたりもする。社会学者や心理学者はこの現象を貫くひとつの流れがあると分析する。「乙」たちの「共感と連帯」、さらには「憤怒と反撃」だ。

◆ドラマ『未生』や映画『カート』の人気にも相通じる

聖公会大学のキム・チャンホ教養学部招聘教授は、「『未生』たちの自覚過程」と診断した。 「脱出口が消えた時代の弱者が現実を直視することになり起きたこと」という説明だ。キム教授は『侮蔑感-屈辱と尊厳の感情社会学』という本を書いた社会学者だ。

彼は、「高度成長期には屈辱的な目に遭っても『自分も金を稼いで余裕のある生活をしてやる』という思いで耐えることができた。会社で不当な扱いを繰り返し受ければ『会社を辞めてパン屋をやる』と考えて辞表を投げ付けたりもした。ところがいまではそうした希望や抵抗がますます非現実的なことになり、同様に抑えつけられる立場にある人たちが特定の事件を契機に共通の抵抗感を表出する現象が現れた」と話した。

ドラマ『未生』は7%前後の視聴率を記録している。ケーブルテレビの番組としてはかなりの好調だ。同名のウェブ漫画が原作のこのドラマは会社員の哀歓を描いている。正社員への転換の可能性が低い契約社員のチャン・グレ、業務能力が優れ誠実だが社内政治に疎く役員ににらまれるオ・サンシク次長が主人公だ。このドラマでは上司に対する忠誠から核心補職を務めるマ部長が暴言と暴行で部下をいじめる場面が出てくると、インターネットやSNSには公憤を表わす会社員の書き込みが相次ぐ。映画『カート』は非正規職問題を扱った韓国で初の商業映画だ。団体で解雇された大型マートの契約職の女性労働者たちが主人公だ。上映スクリーン数は少ないが累積観覧客数は90万人に迫っている。(中央SUNDAY第405号)


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