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<韓国兵銃乱射>「イム兵長、骸骨と呼ばれ不満抱く」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.28 10:57
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江原道高城第22師団で銃乱射事故を起こしたイム兵長に対する調査が、27日から江陵国軍病院で本格的に始まった。特に、この日からイム兵長側が選任した弁護士が立ちあうことになり、事件についてその間「思い出せない」として陳述を避けてきたイム兵長が口を開くと、軍当局は期待している。

イム兵長側は軍事事件専門として知られるA法務法人にこの事件を依頼した。この法務法人には陸軍軍事法院長などを務めた弁護士をはじめ、軍法務官出身の弁護士が6人いる。

 
A法務法人の関係者は27日の通話で、「25日午前、イム兵長の父と親せきが訪ねてきて、弁護を引き受けてほしいと伝えてきた」とし「親の立場で死刑でも免れればという心情ではないだろうか。社会的な世論などを勘案して悩んだが、結局、引き受けることにした。弁護士は5人が投入される予定」と述べた。今回の事件と似た2005年のキム一等兵銃乱射事件裁判に参加した弁護士も含まれている。このうち弁護士2人がこの日、病院に移動し、イム兵長と接触した。

これに関し陸軍側は「軍の事件で弁護士が5人も投入されるのは異例」とし「イム兵長の法的責任を最小化しようという試みとみられる。激しい法的攻防になりそうだ」と話した。

軍の関係者によると、イム兵長は周囲から「骸骨」「痩せっぽち」などと呼ばれることに不満を抱いていて、事故当日の勤務日誌でこれに関するメモを発見して憤怒したという。

一方、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は25日、国会でGOP(一般前哨)銃乱射事故の原因として「集団いじめ」に言及したことに関し、国民向けの声明を発表して謝罪した。白承周(ペク・スンジュ)国防部次官が代わりに読んだ謝罪文で、金長官は「不本意にも、集団いじめが事故の動機となったように誤解を招き、遺族の心を傷つけたことを申し訳なく思う」とし「犠牲者の名誉が毀損されないよう事故の原因を徹底的に糾明する」と述べた。

金長官の発言に抗議して26日から葬儀手続きを中断していた遺族は、謝罪文の発表後、「葬儀手続きを正常に進める」と発表した。葬儀は28日午前8時、国軍首都病院練兵場で陸軍第22歩兵師団葬で営まれる。

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