【コラム】『韓国経済再建アジェンダ2018』が必要だ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.03 17:07
韓国政府の企画財政部は、韓国経済が7四半期連続で前期対比0%台の成長にとどまり、今年も成長率は2%を若干上回る水準になるとの見通しを示した。
世界最大の米国経済の2~3%台回復傾向とともに、韓国には特に重要な世界第2位の中国経済が8%以上の成長の勢いを見せ、まだ困難ではあるが欧州経済もある程度の安定傾向を見せており、韓国経済の沈滞性を外部要因だけで説明することはできない。
もちろんこのような時に、公共部門の支出を増やして景気活性化にある程度役立つ短期対応策の準備も必要だと見る。しかしこの際、韓国経済の根本体質を点検して成長動力を再充電するための努力を併行していかなければならない。今後5年間、韓国経済が目指すべき中期目標設定とこれを実現できる具体的なロードマップに応じた政策執行をしていくことが重要だ。条件は少し違ったが、短期景気活性化に焦点を合わせた1990年代初期の『新経済100日計画』の二の舞を演じてはならない。