◆水素燃料電池車は未来戦略＝現代・起亜自動車が未来親環境車のもうひとつの軸としているのが水素燃料電池車だ。ハイブリッド車に比べ実用化は遅れているが、より環境にやさしい。完全実用化される場合、将来の市場規模も相当なものだ。現代・起亜自動車は水素燃料電池車分野では世界的な自動車メーカーと比較しても決して劣らない技術力を持っている。

現在、現代・起亜自動車は米エネルギー省が主管する水素燃料電池車テスト事業者に選ばれ、米国全域でテスト走行をしている。国内でも知識経済部主管で２００６年８月に始まった水素燃料電池車モニタリング事業に参加している。２００９年７月までバスを含む３４台の燃料電池車を運行する。こうした事業を通じて現在までテスト走行した累積距離は米国で４７万４０００キロメートル、国内で２２万６０００キロメートルの合わせて７０万キロメートルに達する。

現代・起亜自動車はこうしたテスト事業を通じて技術を蓄積し、２０１２年の水素燃料電池車の早期実用化を目標にしている。２０１２年に１０００台、２０１８年に３万台を生産する計画だ。

水素燃料電池車は現代・自動車を中心に１次協力メーカー３３社、２次協力メーカー８７社と共同開発している。３万台の生産規模が達成される２０１８年の場合、９０００人の雇用創出と１兆７０００億ウォン生産誘発効果が現れるとみている。




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