「金正恩、核の大量生産指示を撤回せず…作業部会は時間稼ぎに活用も」(2)

「金正恩、核の大量生産指示を撤回せず…作業部会は時間稼ぎに活用も」(2)

2018年07月11日09時38分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  --シンガポール首脳会談の後、韓国ではトランプ大統領が韓米連合訓練を「挑発的な戦争演習」と発言したことに驚いた人々が多かった。

  「ワシントンで外交問題を扱う人たちも同盟にこのように望ましくない方法で接することにみんな衝撃を受けた。北朝鮮と外交的対話が進行する間、連合訓練をいかなる形であれ調整することは必要だ。訓練が中止になること自体は驚くことでないが、それを中止する形はまた別の問題だ。トランプ大統領はこれを記者会見で一方的に発表した。ただ、これが文在寅(ムン・ジェイン)政権にはむしろ容易になった側面があるとみる。(北朝鮮との交渉中)トランプ政権との連合訓練をどうすべきか協議しようと努力する必要がなくなったからだ。ワシントンでは韓国に同情する人たちがいるが、実際にここにきて話をしてみると連合訓練の中止は何でもないという感じがあった」

  --トランプ大統領が連合訓練を罪悪視しているという反応もあった。

  「私もそう感じた。韓国国民と(在韓)米軍にも侮辱的な表現だった。これは合法的で防御的な性格だ。交渉で北朝鮮の観点を受け入れることも重要だが、それでも『挑発的』という必要はなかった。文在寅政権でなかったとすれば韓国政府ではかなり違う反応が出ていたかもしれない。実際、シンガポール会談の前、米国の専門家らはトランプ大統領が瞬間的に予定にないことをする『トランプモーメント(Trump moment)』があるのではと心配していた。交渉の場を出てきたり金正恩を『ロケットマン』と呼んでまた対立が始まったりすることだ。ところが今回は連合訓練中断発表がトランプモーメントだった」

  --トランプ大統領が終戦宣言を望む理由は何か。

  「大きなヘッドラインになるからだ。トランプ大統領が中間に立ちながら文大統領と金正恩の手を握って持ち上げ、『我々は韓半島(朝鮮半島)の戦争をもう終わらせることにした』と宣言する姿を想像してほしい。ピースメーカーというイメージが強まるはずであり、ノーベル平和賞を望むトランプ大統領としては終戦宣言をしなければいけない理由が多い」

  --南北が合意した通り年内の終戦宣言は可能だろうか。

  「難しい問題だ。停戦協定が置き換えられなければならず、韓国は憲法を変えなければいけない。非常に難しい国内的な手続きになるだろう。そして実際に平和協定に到達しなければいけない。中国の習近平国家主席が3者ではなく4者間でこれをすることを望むため、状況はさらに複雑になる。板門店(パンムンジョム)宣言は『3者または4者』を終戦宣言の主体と規定したが、金正恩が現在中国側に急速に近づいている点を考えると、中国を排除して終戦宣言をすれば非常に驚くことになるだろう。習主席が米中間で始まった貿易戦争の結果を韓半島戦争と結びつければ状況はさらに複雑になるはずだ」

  --今後の非核化の道で中国の役割は。

  「重要なの最大限の圧力は死んだという点だ。トランプ大統領が3月8日に米朝首脳会談を受諾した瞬間に終わった。最大限の圧力に加わった中国が取る次の措置は北朝鮮に対する制裁の緩和だ。昨年3件の国連安全保障理事会決議を通じて北朝鮮の輸出入がほとんどふさがり、人道的支援も難しかった。中国とロシアが安保理にこの問題を提起する可能性がある。金正恩の目標は制裁体制を2016年末に戻すことであり、これを来年ごろまでにできれば彼には非常に良い結果となるだろう。それ以前に中国は国境統制などの制裁履行を緩めるはずであり、すでにそのような兆候が見える」

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