韓経:「ビッグ2」まで…現代自動車・サムスン電子「実績ショック」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.27 10:32
サムスン電子と現代自動車のいわゆる「ビッグ2」がことし7-9月期に最悪の実績を収めた。現代車のことし7-9月期の影響利益は昨年同期比30%近く減少した1兆681億ウォン(約982億円)だった。国際会計基準(IFRS)の適用が義務化された2010年以降、全期を通じて最も小さい規模だ。サムスン電子の7-9月期営業利益(5兆2000億ウォン)も前年同期に比べて30%ほど落ちた。韓国経済を支えてきた代表企業2社までグローバル景気低迷や品質問題、労働組合ストライキなどで実績悪化に苦しみながら危機感が強まっている。
現代車は7-9月期の売り上げが22兆837億ウォン、営業利益が1兆681億ウォンを記録したと26日、発表した。昨年同期に比べて売り上げは5.7%、営業利益は29.0%減った。
ことし7-9月期における売り上げに対する営業利益率は4.8%に落ちた。前年同期(6.4%)と比較して1.6%ポイントの下落だ。IFRS適用が義務化された2010年以降、で最も低い水準だ。現代車の営業利益率は2011年10.3%から2012年10.0%、2013年9.5%、2014年8.5%、2015年6.9%を記録し、下落に歯止めがかかっていない。