日本の映画人２６９人が「特定秘密保護法反対」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.05 10:27
日本で「知る権利」侵害議論の中で強行処理された「特定秘密保護法案」が社会各界の抵抗を呼んでいる。ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英名古屋大学特別教授らが法案反対の声明を出したのに続き、アニメの巨匠宮崎駿監督が反対の隊列に加わった。
日本のメディアによると、宮崎監督を含む日本の映画監督と俳優２６９人は３日「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」を結成した。彼らはファンに向けた呼びかけを通じ、「法案は『知る権利』を奪い、『表現の自由』を脅かすことになりかねない」「民主主義の精神に照らし容認できない」と強調した。
『となりのトトロ』（１９８８）、『千と千尋の神隠し』（２００１）、『ハウルの動く城』（２００４）などを演出した宮崎監督は昨年夏に公開した『風立ちぬ』を最後に引退を宣言した。彼は７月の参議院選挙を控え安倍政権の歴史認識と憲法改正推進を痛烈に非難する文を雑誌に寄稿することもした。今回の映画人の会には、『たそがれ清兵衛』（２００７）、『東京家族』（２０１２）などを演出した山田洋次監督も参加した。