在韓米軍防衛費分担金協定…1年契約、韓国に負担
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.11 11:30
韓米当局が有効期間1年・総額1兆389億ウォン(約1015億円)を骨子とする2019年度在韓米軍防衛費分担金特別協定(SMA)に10日、合意した。これにより1991年第1回韓米SMA以降で初めて複数年契約ではない1年契約となった。今後は防衛費分担金交渉を毎年行わなければならないという意味だ。総額も今回初めて1兆ウォンを超えた。毎年分担金を引き上げるという米国側の意図が明確になり、早くも今年上半期から難しい交渉を迫られることが予想される。
韓国側の張ウォン三(チャン・ウォンサム)外交部防衛費分担交渉代表と米国側のティモシー・ベッツ国務省防衛費分担交渉代表はこの日、ソウル外交部庁舎でこのような内容の第10回防衛費分担金特別協定文に仮署名した。総額は昨年分担額9602億ウォンから今年の韓国国防予算引上げ率(8.2%)を適用して算出された。有効期間は1年とするものの、2020年度協定が時期を超えても合意に至らない場合、両者が増加率などを協議して延長適用を可能にした。