【グローバルアイ】ミサイルと五輪に対する韓国の姿勢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.30 15:28
北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射試験が続いた昨年夏、当時のファロン英国防相は「ロンドンはロサンゼルスよりも北朝鮮に近い」と述べた。ファロン国防相はある放送のインタビューで、英国も射程圏に入るだけに核開発を中断させるべきだと強調した。米国などとの訓練のために韓半島(朝鮮半島)に軍艦2隻を派遣したという事実も公開した。トランプ米大統領が北朝鮮に対する攻撃の可能性を示唆して対応策を模索する間、英国など欧州でも「北核は世界的な問題」という反応が出てきた。
このような欧州の人々にとって韓国の動向は理解しがたかった。北朝鮮のミサイル発射威嚇でグアムで危機が高まったが、韓国人観光客のおかげでグアムの観光客はむしろ増えたという報道があった。英BBCがグアムを訪問した際、韓国人観光客が浜辺で休暇を楽しむ姿が放送された。非武装地帯の近隣で開かれたコンサート場でインタビューに応じた男性は「北と戦争になるとは考えたこともない」と語った。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は「北朝鮮リスクは韓国の投資家にはむしろ買いの機会と認識されている」と伝えた。