北朝鮮、金正日誕生日を控えて連日脅迫発言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.16 11:20
北朝鮮が韓国と米国に向けて脅迫発言を続けている。北朝鮮権力序列2位の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)人民軍総政治局長は14日、「敵が我々の自主的権利を侵害する動きを見せれば、侵略の本拠地を無慈悲に叩きつぶす」と述べたと、朝鮮中央通信がこの日報じた。通信は、黄炳瑞が光明星節(金正日の誕生日、2月16日)を2日後に控えて平壌(ピョンヤン)錦繍山太陽宮殿広場で開かれた「朝鮮人民軍陸軍、海軍、航空および対空軍将兵儀式」でこのように述べたと伝えた。
黄炳瑞はこの日の演説で「人民軍は偉大な金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)同志の軍隊であり、我々の銃隊は最高司令官同志を決死擁護して敬う金正恩(キム・ジョンウン)銃隊」と述べ、忠誠を誓った。これに先立ち朴映式(パク・ヨンシク)人民武力部長(韓国の国防部長官格)も12日、「米帝とその追従勢力が自主権を侵害すれば、すべて叩きつぶしてしまう」と脅迫した。